実績紹介

上海富吉医療　様
医療器具のピッキングロボット
2021年08月

中国の上海にある富吉医療様よりお仕事を頂きました。タイヨーアクリス様にハードウェアを組み立てていただき、ソフトウェア開発を私が担当させていただきました。バラ積みされた医療器具をピッキングし、その中にはどの器具が、いくつあったかをカウントし、最後には器具ごとに並べて整列させるというロボットになります。 ロボットアームはAubo、カメラにはIntelのRealsense、OSはLinux、UIにはラズベリーパイを使用しています。組み込み言語はPythonでやりました。制御にはROSを使用しています。 ただ、これらの器具がとてもきれいに重なった状態であると画像認識はなんとか２つと判断していますが、いざつかみにいくと、２つつかんでしまったりと難しい点がまだ残っています。タイヨーアクリス様に新しいハンドを考えていただいているのですが、私の方でも、AIの精度をもっと上げるとか、またバラ積みされた山を崩しにかかるプログラムを入れるなど現在も考え中です。 UIも私の手作りです。カウントアップ画面など他画面も作成しています。ただ、７インチのディスプレイは小さすぎると怒られました。安物に手を出しすぎました（汗）